【入門編】インスタグラムの使い方。SNSを楽しもう

終活
【入門編】インスタグラムの使い方。SNSを楽しもう
インスタグラムとはファッション誌やグラビア誌のように好きな写真をたくさん見たり、自分の写真をお友達に共有したりできるサービス(SNS)の一種です。写真を通じて、友人や家族、、世界中の人たちと簡単にコミュニケーションが取れます。この記事では、インスタグラムの魅力と使い方を初心者向けに分かりやすく説明します。

インスタグラムの特徴

インスタグラムは誰かと情報共有をするためのデジタルツール「SNS」です。他とはどう違うのか、その特徴から見ていきます。

写真に特化したSNS

SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービスの略で、個人同士のやりとり、情報の共有をインターネット上でおこなうことを指します。X(旧ツイッター)は短い言葉を共有することに、フェイスブック(Facebook)はプロフィールや日記を共有することに長けていますが、インスタグラムは写真や動画の投稿に特化しています。
私の気持ちを示すのには言葉はいらない、写真だけで、という人に向いています。また、画像加工機能も優れているので、簡単におしゃれな写真を投稿できます。まずは、他の人がどんな写真を投稿しているか、参考にしてみてはいかがでしょうか。

投稿は時系列で表示されない

通常のSNSは時系列で投稿した内容が表示されます。しかし、インスタグラムは、時系列順ではなく独自のシステムにより表示順位が決まります。独自に投稿の共有を呼びかける機能はなく、ツイッターやフェイスブックなどの他のSNSと連動させます。

PC版とモバイル版の違い

インスタグラムはスマートフォンだけでなく、PC(パソコン)での利用も可能です。比較的PC版の機能が充実している他のサービスと違って、スマートフォン版が優位なのもインスタグラムならではです。
PC版では、基本機能が投稿のみに限定されます。閲覧用のブラウザをGoogleChrome(グーグルクローム)というアプリにすると、ストーリー投稿が可能になります。ストーリー投稿とは、24時間限定で画像や動画を公開する機能のこと。時間がきたら自動消滅するのが特徴です。

インスタグラムの登録方法

インスタグラムは、投稿はもちろん、閲覧だけでも事前の登録が必要です。登録は、PCからでもスマートフォンのアプリからでもできます。こちらでは、手軽に使えるスマートフォンアプリを使った登録方法を説明します。

アプリをダウンロードする

iPhoneユーザーはApp Storeから、AndroidユーザーはGoogle Playから「インスタグラム」を検索して、アプリをダウンロードします。

アカウントを作成する

利用には、会員登録をしないといけません。それに必要なものが会員証のようなもので「アカウント」といいます。まず、アカウントを新規作成します。他のSNSを利用している人は、それを転用できます。
フェイスブックのアカウントを利用する場合は、そのままログインが可能です。その他の人はメールアドレスまたは電話番号を用意します。これを新規登録フォームに入力したら、メールや携帯のSMS(ショートメッセージサービス)に届く6桁の認証コードを入力します。次に、使いたい名前とパスワードを決めて入力します。名前は後から変更でき、本名以外の名前でも問題はありません。
続いて、使いたいユーザーネームを入力します。ユーザーネームはインスタグラム上での呼び名(アルファベットや数字)です。他の人と重なるユーザーネームは使えません。また、基本公開になるので見られてもいいものにしましょう。フェイスブックや連絡先との連携では「フェイスブックアカウントにリンク」や「連絡先を検索」を選択しますが、連携しない場合はスキップ(無視)してください。よくわからない場合もスキップでOKです。

プロフィールを設定する

ここは要注意です。非公開設定をしていても、誰でも閲覧できる項目があります。プロフィール写真の画像を設定するには、フェイスブックアカウントの写真を使う、写真を撮る、ライブラリ(スマートフォン内のアルバム)の3つの選択肢から選びます。
また、ログイン情報を記憶するかどうかを聞かれます。「保存」を選択すると自動的にログインされるようになり、毎回、手動でログインをする必要がありません。写真の下の「プロフィール編集」を押してプロフィールに書きたいことを記入して「完了」を押します。

プライバシーを設定する

ここも要注意です。インスタグラムの投稿は、最初は誰でも見られる「公開」になっています。お友達などの知っている人だけ(承認したフォロワーのみ)に自分の投稿を許可するには「非公開」に設定しましょう。
「非公開アカウント」にするには、プロフィール画面の右上にあるメニューボタンから設定を選び、「プライバシー選択」へ進みます。「アカウントのプライバシー設定」から「非公開アカウント」のボタンをオンにして、非公開アカウントに設定してください。ただし非公開アカウントでも、ユーザーネーム、プロフィール、アイコンは公開されます。写真で世界の人とつながることがベースと心得ておくのがいいですね。

インスタグラムのフォローと閲覧

自分がいつもこの人の写真を見たいと思った人を「フォロー」することができます。フォロー=あなたについていきます!と宣言するようなものです。フォローしたユーザーの投稿を閲覧し、「いいね」やコメントを残すことも可能です。次は、フォローする人を見つける方法や投稿の閲覧の仕方を紹介します。

フォローする人を見つける

検索窓(画面下の虫眼鏡マークの付いた箇所)から、フォローしたいアカウントを検索できます。フォローしたい人が決まっている場合は、ユーザーネームや名前で検索しましょう。iPhoneなら「アカウント」、Androidは「人」から検索可能です。フリーワード(自由な単語)からの検索もできます。

投稿を閲覧する

メイン画面の下方の「家」のアイコンを押すと、フォローしている人たちの投稿が表示されます。興味のある話題や趣味に関する投稿を、キーワードで探すことも可能です。検索窓から、「タグ」タブに切り替え、探したいキーワードを入力しましょう。例えば、文化刺繍についての投稿を探したいなら「文化刺繍」と入力。PCではインスタグラムにログインするとメイン画面が表示されるため、そのまま閲覧ができます。

「いいね!」やコメントを残す

気に入った投稿に「いいね!」やコメントを残すことも可能です。「いいね!」は「気に入った」または 「見た」と投稿者に伝えられる便利な機能です。「いいね!」をするには、投稿の下にあるハートのボタンを押します。コメントを残すには、真ん中にあるアイコンを押してコメントを入力後、「投稿する」を押します。紙飛行機マークのアイコンを押すと、その人だけに届くダイレクトメッセージが送信可能です。

インスタグラム投稿によるライフログの付け方

ライフログとは、長期にわたる日々の生活の記録のことです。デジタル上の日記(年表)ですね。ライフログにインスタグラムを使うことで、日々の生活を友人と共有したり、同じ趣味の仲間を増やしたりできます。続いては、ライフログを付ける際に使用するインスタグラムの機能を紹介します。

写真や動画を投稿する

普段からインスタグラムを使うことがライフログになります。写真や動画を投稿するには、メイン画面の下にある「+」アイコンを押し、端末内の「ライブラリ」から投稿したい写真や動画を選びます。「写真」や「動画」を押すとカメラが作動し、直接、写真や動画を撮って投稿できます。「フィルター」や「編集」から写真の加工もできます。投稿写真に添えるメッセージや日時を入力したら、「シェア」を押して完了です。

ハッシュタグを付ける

ハッシュタグとは、投稿時に入力できる「#(井桁マーク)」のことです。ハッシュタグは結構便利です。これを利用して画像検索ができるようになります。やり方は簡単、投稿に「#」をつけ、関連するキーワードや文章を続けるだけ。
例えば、趣味の「文化刺繍」の写真を投稿するときは、「#文化刺繍」と入力。このとき「#」は必ず半角で入力し、複数付ける場合は半角スペースで間を空けるか、改行をします。共通の趣味や話題に関心のある他のユーザーに見つけられやすくなります。

タグ付けをする

投稿時に、他のユーザーをタグ付けすることも可能です。タグ付けとは、投稿時にその人にもお知らせがいく機能です。例えば一緒に趣味の集まりに参加した友人をタグ付けすると、投稿に相手のユーザー名も表示され、そこを押すと相手のプロフィール画面に行きます。
タグ付けするには、投稿時に「タグ付けする」を選び、画像の一部分を押します。検索欄にタグ付けしたいユーザー名を入力すると該当ユーザーが表示されるので、そこから選びます。タグは画像内に黒い吹き出しで表示されます。位置を移動したい場合は、タグを押したまま任意の位置まで動かして完了を押します。

ライフログを続けるコツ

アナログの日記と違って、人からの反響が楽しいSNSですが、これを意識しすぎると気疲れして続かなくなります。他人からの反応を求めすぎず、自分の生きた日々を記録するためのツールとして使うのが続けるコツです。
一度公開したものは拡散されてしまうので、投稿に少し勇気のいることでしょう。まず、個人情報につながることよりも、育てていたお花が咲いたからなど、何気ない日常を投稿してみてはいかがでしょうか。自分の好きなことや打ち込んでいることなど、テーマを決めて投稿するのもおすすめです。

インスタグラムを使ってつながりを広げよう

インスタグラムを使うと、写真が自分の世界を広げてくれるツールになります。世代の違う家族とのコミュニケーションも密に取れるようになり、趣味の仲間とのつながりも増えるかもしれません。また、記録を残すことはライフログにもつながります。この機会に使い方を知って、これからの人生を彩るひとつの手段にしてみてはいかがでしょうか。