疲れたときに読みたい【心が温まる言葉集】メール向きの短い名言も

お葬式のマナー・基礎知識
疲れたときに読みたい【心が温まる言葉集】メール向きの短い名言も

この記事はこんな方におすすめです

心が温まる言葉を知りたい人
心が温まる言葉の伝え方を知りたい人
落ち込んでいるとき、仕事がうまくいかないとき、身近な人に心が温まる言葉をかけてもらった経験はありませんか。この記事では、テーマ別に心が温まる言葉・名言を紹介します。自分の心が温まるのはもちろん、誰かの心を温める言葉の伝え方にも触れていますので、ぜひご活用ください。

【日常編】心が温まる言葉集

心が落ち込んでいるとき、何かを頑張ろうとしているとき、自分を励まし応援したいとき……、何気ない言葉が支えになることがあります。心が温まる言葉がパワーをくれるでしょう。

「すべてを肯定してみると答えが見つかる」

ビートルズのメンバーであったジョン・レノンの名言です。この名言の直前には、「心を開いてyesって言ってごらん」という一文があります。母に捨てられた過去を持つジョン・レノンは、過去のインタビューから「幼い頃から自分が生きていることに、肯定感を持てなかった」と語っています。
辛いこと、嫌なことがあって落ち込んでいるときにも、肯定してくれる人がいるだけで支えになります。誰かが言ってくれなくても鏡の前で自分にyes、目違ってない、大丈夫とつぶやくだけでも効果がありそうです。「すべてを肯定」は普段はしないし、意識もしない分、日常生活で壁に当たった時などに心が温まる言葉のひとつです。

「公爵夫人はほかにもいたけれど、ココ・シャネルはただひとり」

フランス生まれの女性デザイナー、ココ・シャネルの名言です。10年ほど交際した英国の第2代ウェストミンスター公爵からのプロポーズを断ったときの言葉と言われています。
ココ・シャネルは、ほかの誰でもない「自分」という存在に誇りを持ち、不特定多数のうちの1人になることを拒みました。もしも周りとそりがあわず孤立してしまったときには、この言葉を思い出してみませんか?「常識でない」と言われても「孤高」と揶揄されても、己を貫かなければいけない時に、心に火をつけて温めてくれる言葉です。

「逆境に咲く花は、世の中のどの花よりも貴重で美しい」

ウォルト・ディズニーの名言です。ウォルトは高校生の時、新聞配達をしながら夜間の専門学校に通っていました。その後就いた仕事先での失業をきっかけにデザイン会社創立するも倒産。数多くの苦労を経験しました。
ウォルトは、このように逆境にあっても自身の才能を磨いて成功しました。この名言は、逆境に負けず挑戦し何かを実現させるすばらしさを讃えています。辛い経験や悲しいことがあっても、前を向いて頑張ろうとする人を応援するような、心が温まる言葉です。

【仕事編】心が温まる言葉集

仕事は1日の中でも多くの割合を占める時間です。壁に直面したときには、心が温まる言葉から勇気をもらってみてください。

「専門家が『才能がない』と言っても、その人たち全員が間違っているかも」

アメリカの女優、マリリン・モンローの名言です。才能があるのに「ない」と断言され、多くの才能の芽が摘まれてしまうことは一般的に考えても大変もったいないことです。
自分のことを理解してくれない人のことは気にせず、共感してもらえる人に想いが届けば良い、というニュアンスを含んだ言葉です。仕事がうまくいかず自信を失っているときに読んだり、同僚や後輩にかけたりしたい、心が温まる言葉です。

「止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい」

中国の思想家、儒教の創始者である孔子の名言です。どんなにゆっくりでも、止まらなければ問題ではないという考え方を表しています。
また、「子曰、譬如爲山、未成一簣、止吾止也、譬如平地、雖覆一簣、進吾往也」を英訳したものが、この言葉の原書とも言われています。その時には「最後までやり遂げられるかは自分次第」というような意味でとらえられます。
何かを成し遂げることは難しく、結果が出ない期間が長いほど「意味があるのか」と悩んでしまうものです。悶々とした気持ちを抱えながらも、信じて行動し続ければ、いずれ実を結ぶのではないでしょうか。

「成功者になろうとするのではなく、価値ある人間になるよう努めるべきです」

理論物理学者・アインシュタインの名言です。大切なのは、「この人と一緒にいれば良いことがある」と思われること。成功しているかどうかではなく、人間として価値を高めることが大切だと教えてくれる言葉です。

【大切な人との関係編】心が温まる言葉集

身近にいる大切な人との距離感や関係性に悩むこともあるでしょう。良好な関係を築き保つためには、温かい言葉の力を借りるのも1つの手です。ここに挙げるのは、夫婦関係や親子関係に悩んでいる場合にも贈りたい言葉です。

「愛はお互いを見つめ合うことではなく、同じ方向を見つめることである」

フランスの作家・サン=テグジュペリの名言です。愛する人とは見つめ合うではなく、ともに同じ方向を見ることが大切だという考え方を表しています。
出会ったばかりの男女は見つめ合いがちですが、実は見つめ合うのは「対立」のポーズ。いつしか夫婦となり恋から愛に発展すると、お互いが同じ方向を向いていなければ一緒に歩んでいけません。同じ方向を向いていれば衝突することもなく、一緒に歩んでいけるのではないでしょうか。

「君が君の両親を取り扱うように、やがて君の子どもは君を取り扱う」

この言葉を残したとされるタレスは、「最初の哲学者」ともいわれるギリシャの賢人です。親と子の関係を捉えたこの名言は、紀元前に残された古い言葉の1つ。親子の絆に心が温まるというよりも、引き締まる部分が多いこの言葉。ただ親子関係については紀元前からの課題であることがわかる言葉の1つであるといえるでしょう。

心が温まる言葉の伝え方

胸に響く、心が温まる言葉は自分だけでなく大切な人にも共有したいもの。誰かに伝えるときは重すぎず、かつ軽すぎないようにするのがポイントです。関係性や状況によっては、メールやLINEを使って伝えるのも良いでしょう。ここでは、心が温まる言葉の伝え方とその注意点をみていきます。

対面で伝える際のポイント

対面で伝えれば文字より気持ちが伝わりやすく、相手の反応も分かるというメリットがあります。言葉だけでなく、表情や声などから発せられるものがあるためです。直接会えない場合は、テレビ電話で顔を合わせて話すのも良いでしょう。
基本的には聞き役にまわり、むやみにアドバイスをしないようにします。まずは相手の話を聞き、その上で簡潔に短い言葉をかけてみてください。

メール・LINEで伝える際のポイント

文字で伝えることは、対面では伝えにくいことも伝えやすいというメリットがあります。面と向かって伝えるのが気恥ずかしいという人にもおすすめの方法です。
名言をメールやLINEで伝える際は、長文にならないよう、短く簡潔に伝えるのがポイント。好意を押し付けないように気を付け、「あなたのことを気にかけているよ」と相手に伝わるようにすると良いでしょう。
なるべくシンプルで短い一言なら、相手に伝わりやすくなります。上記に紹介した中で短めの名言をピックアップしてみてください。

心が温まる言葉でより良い関係に

友人・同僚・恋人など、身近な人が落ち込んでいたり、元気がなかったりするときは、何か少しでも力になりたいもの。そんなときは、押し付け感のない、心が温まる言葉をかけてみることをおすすめします。人は1人では生きていけません。心が温まる言葉を使い、身近な人と支え合いながら、より良い関係を築いていきましょう。