袈裟（けさ）とは何ですか？

仏教の僧侶が身につける衣服です。語源はサンスクリット語の「カシャーヤ（Kasaya）」。日本では、法衣をまとった上からこの袈裟を身に着けることが一般的です。仏教発祥の地であるインドでは、不要となったボロ布をつなぎ合わせて袈裟を作っていましたが、中国や日本では次第にきらびやかで装飾的なものになっていきました。宗派や用途により様々ものがありますが、発祥当時の姿を残し、小さな布を何枚も縫い合わせて作る縫製法は共通しています。また、袈裟は、正装用の大衣、修行のときに身につける上衣、日常生活に用いられる中衣の3種類に分けられます。

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