「こんなはずじゃなかった...」ご葬儀にまつわるトラブルを未然に防ぐには?

突然の出来事に戸惑うことが多いご葬儀では、予期せぬハプニングやトラブルが起こりがちです。実際に、ご葬儀にまつわるトラブルは年々増加しており、国民生活センターには毎年多くの相談が寄せられています。ここでは突然の事態にも対応できるよう、よくある事例とその対処法をご紹介します。

トラブルの代表事例は積上げ式の費用体制

ご葬儀のトラブルで最も多いのが、オプション料金に関するものです。ご葬儀の料金は一般的に「基本セット」と「オプション」により構成されます。価格やサービス内容について十分な説明が無いまま、無断で様々なオプションを追加されて思わぬ金額になったり、最初に掲示された価格を大幅に上回る額を請求されるケースがあります。オプション追加で例にあがるのが「湯かん」です。湯かんは、ご家族自らの手で故人様をお見送りできる儀式の一つで、それ自体には定評があるのですが、プラン料金に含まれていない場合がほとんどです。にも関わらず「皆様がよく利用されます」とすすめられるがままに上乗せされてしまうことがあります。
大切な人を亡くしたご家族は、深い悲しみの中で冷静な判断ができないものです。そんな状況に付け込み、料金の説明も無いまま契約させられてしまう悪質なケースが頻発しています。

病院や寺院からの紹介でもトラブルが発生?!

病院でお亡くなりになった場合、ご家族の意思とは関係なく病院指定の葬儀社を呼ばれることがあります。病院から紹介されると安心感を得て、確認をせずに安易に契約を結んでしまいトラブルに発展するのです。実際に病院が葬儀内容の詳細までチェックしているケースは少ないため、自らの目で確認が必要です。おつらい状況でも説明はじっくり聞き、希望に沿わない場合は「他に決めているところがあります」と、はっきり意思表示をしましょう。紹介された葬儀社をお断りすることは、決して失礼ではありません。
また、寺院から紹介を受けるというケースもあるでしょう。お付き合いの精神も大切ですが、断りにくいという理由だけで契約すると、納得のいくご葬儀ができないこともあります。悔いの残らないお見送りをするためには、強い意志を持って葬儀社を選択することが大切です。

トラブルを防ぐために、相談時に確認すべきポイントは?

トラブルを回避するためには、事前の確認と葬儀社との念入りな打ち合わせが大切です。お見積もりの際は、書面で一つ一つの項目をチェックし、優先項目を明確にします。基本セットには何が含まれて何が含まれていないのか、把握しておくことが必要です。きちんとわかるように説明してくれない葬儀社は論外といえます。会葬者が増える事態に備えて追加料金やオプション料金も確認しておきます。費用に余裕がない時や故人様の遺言などで予算額が決まっている時は、その旨を葬儀社にはっきり伝えましょう。葬儀社によっては会員と非会員で料金プランが異なる場合や、団体による割引が適用されることもあるため合わせて確認が必要です。他にも、希望に合ったご葬儀を行うために、控室や駐車場などの設備が充実しているか、交通の便が良いかという条件も重要です。ご遺体を安置する場合には、安置室や宿泊施設もチェックしておくとよいでしょう。

トラブルなく故人様をお見送りできるかは、適切な葬儀社選びにかかっています。葬儀社は顔が見えづらいだけに、選ぶ際は不安になることもあるかと思います。どんなサービスを提供しているのか入念にチェックし、ご希望の葬儀スタイルやご予算、規模に応じて最適な葬儀社を選びましょう。生前にご家族でよく話し合い、どのようなご葬儀を行いたいか明確にしておくと、よりスムーズです。大切な故人様の遺志を尊重しつつ、複数の葬儀社を比較検討して納得したうえで契約することが大切です。
また万が一トラブルが起きてしまった場合、対処が難しいこともあるため、家族葬のファミーユでは事前のご相談を推奨しています。ご相談は、フリーダイヤル・0120-774-8870120-110-321もしくはメールフォームで承っております。

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