お悔やみ欄とはどう違う? 新聞の死亡広告とは

新聞で死亡広告を目にしたことはありますか? 死亡広告とは新聞社が判断し、記事として掲載する訃報記事(お悔やみ欄)とは異なり、有料で新聞に掲載する訃報告知です。
ここでは死亡広告がどのようなものか、掲載内容や手続き方法などご紹介していきます。

死亡広告とは? 費用はどのくらい?

ある人がお亡くなりになったことを大勢に知らせる必要がある場合、そのご家族様や関係者が新聞などに掲載料を支払い、告知します。それが死亡広告で、お悔やみ広告や黒枠広告とも呼ばれます。死亡広告の需要は地域によって異なり、近年の首都圏では社葬が多く、沖縄では死亡連絡を電話では行わず、死亡広告を掲載するのが一般的になっています。
料金に関しては、新聞社の規模や掲載する広告の大きさ、掲載する文章の行数、全国紙・地方版など新聞の配布範囲によって異なります。よく耳にする全国紙の全国版になると、小さなサイズで20万円ぐらい、大きなサイズになると数百万円を超すケースも。掲載されるエリアが広いほど高額になるため、告知範囲は慎重に検討しましょう。一方、地域限定の新聞については無料で行っている場合もあります。

訃報の意味を解説。
その手段や内容・連絡するべき人とは?

自宅葬の場合は掲載内容に注意! 葬儀社による代行も

掲載内容は種類によって異なりますが、故人様の死亡年月日、享年、葬儀の日程や場所、喪主などが一般的です。どのような情報をどこまで掲載するかはご家族様や葬儀社、新聞社の担当者が打ち合わせをして決めることになります。特に自宅の住所は悪質な営業電話や空き巣被害につながる可能性もあり、掲載を控える場合が増えています。無料掲載の場合は概ね定型になるため、事前に内容を確認しておくとよいでしょう。
掲載するにあたっては、一般的に葬儀社が代行してくれます。また、死亡届を提出する際に、死亡広告を掲載するか確認されることもあるようです。その他、広告専門の広告代理店に依頼をしたり、個人で直接新聞社に申し込んだりすることもできます。
どの新聞に掲載するかはご家族様の判断になりますので、お身内間で話し合って決めるといいでしょう。

どんな場合に利用する? 応用がきく死亡広告の例文とは

死亡広告には、以下の種類があります。
・個人葬
これから葬儀を行う案内になります。基本的に喪主の名前のみで社名は入りません。
・社葬(合同葬)
一般的に故人の生前の肩書から始まり、最後は葬儀の実行委員長や会社名が記されます。喪主との合同葬の場合は喪主名も入ります。
・逝去のみのお知らせ
すでに葬儀を済ませた案内になります。香典や供花を辞退される場合も多くあります。
・お別れの会・偲ぶ会
近親者で葬儀を行った後、後日お別れの会を行う案内です。一般的に故人の生前の肩書から始まり、葬儀を終えた旨や、香典・供花の旨、服装などについても案内します。
・会葬御礼
葬儀後の御礼になります。他の死亡広告との違いをはっきりさせるため、最初に「ご会葬御礼」と記載されます。内容は御礼のみになります。

最後に、個人葬の案内についての例文を紹介します。
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父 ○○○○儀
かねてより病気療養中のところ○月○日午前○時○分七八歳をもって逝去いたしました
ここに生前の御厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます
なお通夜および葬儀は次のとおり営みます。

一、通夜○月○日○時から
一、葬儀○月○日○時から
一、会場○○○○ホール「○○館○○」
  東京都○○区○○1-2-3
平成○○年○月○日
喪主 ○○○○
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死亡広告は需要が減りつつあるものの、北海道や一部の地域では、大勢の人に訃報を知らせるのに効果的な手段の一つとして定着しています。ただ、掲載内容によっては防犯上の問題ともなるため、ご親族間または担当の葬儀社に相談することをおすすめします。
訃報のご案内や新聞広告などに関しても、家族葬のファミーユのフリーダイヤルまでお気軽にご相談ください。メールでのお問い合わせ・資料請求(無料)はこちらのフォームからどうぞ。

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