お悔やみはメールで送っていい!? 友人には?気をつけたいポイントをチェック!

本来、お悔やみの言葉は直接伝えるものであり、ご葬儀への参列が難しい場合には手紙や電報を送るのが一般的なマナーとされています。
しかし、メールで訃報の連絡を受けたときは、どうしたらよいのでしょうか? お悔やみの言葉をかける側に立つと、メールで返してもよいのか判断に困るものです。
どのように対処したらよいか、さらには友人や同僚・上司など関係性による返信例をご紹介します。

メールで訃報を受け取ったときはメールで返信してもOK?

お悔やみをメールで送ることはあくまでも略式ですが、こちらの気持ちをすぐに伝えられるというメリットがあります。親しい間柄であれば、離れた場所にいても相手を気遣うメッセージをすぐに送ることができるため、寄り添う気持ちが伝わります。
そのため、メールで訃報を受けたときは、メールで返事をしても差し支えありません。ビジネス上の関係でも取り急ぎ、お悔やみのメールを返信しましょう。

もう悩まない!お悔やみの言葉と
伝え方のマナー

お悔やみメールのタブーとは?

お悔やみメールの内容で注意したいのが「忌み言葉」です。ご葬儀の場では使用してはならない、不吉なことを連想させるような言葉や言い回しなどのことで、弔電や弔辞と同じく、お悔やみメールでも「忌み言葉」の使用は控えます。「不幸の繰り返し」をイメージさせる「たびたび」や「重ね重ね」などの繰り返し言葉は絶対に使用しないで下さい。「重ねて」や「続いて」の他「再三」など、つい使ってしまいがちな言葉に注意しましょう。

件名は「○○(ご自身の氏名)よりお悔やみ申し上げます」など、本文が一目で理解できるようなものがよいでしょう。
また、お亡くなりになった方の敬称にも気を付けてください。故人様がメールを送る相手の父親なら「ご尊父様」、母親なら「ご母堂様」などです。
相手が時間を取らずに読めるようシンプルな書き出しを心掛けて、文字化けする危険がある機種依存文字や絵文字の使用は避けます。時候の挨拶は控え、前置きなしでお悔やみを伝える文章から始めましょう。

友人からビジネスまで。アレンジできる、お悔やみメールの基本文例

参考までに、いくつかお悔やみのメール文例を挙げておきます。一般的な汎用例からご友人、同僚、上司など関係性や状況によってご用意しました。ご自身の心境を簡単に追加するなど、心からのお悔やみを表しましょう。

<一般的なお悔やみ文例>

突然のお知らせに大変驚いております。どうかお力落としの無い様にお体をお労り下さい。
この度は誠にご愁傷さまです。心からお悔やみ申し上げますと共に、故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

<友人への文例1>

ご尊父様がご逝去されたと知り、大変驚いています。
お優しい方でしたからあなたもさぞお寂しいことでしょう。
どうかお力落としのないように。
何かお力になれるようなことがあったら、いつでも連絡ください。

<友人への文例2>

この度はご愁傷様です。突然の知らせに言葉もありません。
皆様のご心痛を思うと心が締め付けられる思いです。
どうか無理をされずに、お体をお労り下さい。

<友人への文例3>

ご尊父様ご逝去の知らせにとても驚いています。
ご立派なお父様でいらしたのに、残念でなりません。
知らなかったとは言え、お悔やみが遅くなり申し訳ありませんでした。
ささやかなお花をお送りしたので、御霊前へどうぞお供え下さい。
この度は、心から故人のご冥福をお祈りいたします。

<ビジネス関連の文例1>

突然の訃報に際し、大変驚いております。
本来ならばご葬儀へ伺わなければなりませんが、都合によりこの様な形になり大変申し訳ありません。
心から故人のご冥福をお祈り致します。

<ビジネス関連の文例2>

この度はご尊父様のご不幸に際し、心よりお悔やみを申し上げます。
皆様の御傷心を思うと言葉になりません。
どうかあなたもご無理をなさらず今は心身をお労わりになられる時です。
仕事についてはお気にされず、今はご家族に寄り添われて下さい。

略式とはいえ、お悔やみメールも弔意を伝える手段の一つです。丁寧な言葉づかいはもちろん、タイミングを逃さず、大切な方を失った方への心配りを忘れないようにしましょう。

【メールで伝える】
身内が亡くなった人にかける言葉とは

葬儀のパンフレットを無料でお届けします

いざという時に備えて「お葬式の疑問を解決」できる パンフレット+冊子を無料で進呈中!
※葬儀会社とわからない封筒もお選びいただけます。

request.png

▶オンラインでお申込み(無料)はこちら

ご利用いただいた皆さまの声

ご葬儀をお手伝いさせていただいた方から寄せられたエピソードをご紹介いたします。

日々摘花(ひびてきか)
~まいにちを、たいせつに~

「日々摘花(ひびてきか)」は、様々な分野の第一線で活躍する方々に、大切な人との別れやその後の日々について自らの体験に基づいたヒントをいただくインタビュー記事です。

「厳父との“サシ飲み”」魚住りえさん

「厳父との“サシ飲み”」フリーアナウンサー 魚住りえさん

「信じていなかった“易者の父の言葉”」脇屋友詞さん

「信じていなかった“易者の父の言葉”」中国料理の鉄人 脇屋友詞さん

「34歳の息子からの“最後の電話”」瀬古利彦さん

「34歳の息子からの“最後の電話”」陸上競技指導者 瀬古利彦さん

「妻・上島光がメモした“竜ちゃん語録”」上島光(広川ひかる)さん

「妻・上島光がメモした“竜ちゃん語録”」タレント 上島光(広川ひかる)さん

「父がくれた3つの言葉」歌手・エッセイスト アグネス・チャンさん

「父がくれた3つの言葉」歌手・エッセイスト アグネス・チャンさん

「母・細木数子の“最大の財産”」占術家 細木かおりさん

「母・細木数子の“最大の財産”」占術家 細木かおりさん

「最後の“おすそわけ”」タレント サヘル・ローズさん

「最後の“おすそわけ”」タレント サヘル・ローズさん

「“おやすみ”は必ず笑顔で」タレント 麻木久仁子さん

「“おやすみ”は必ず笑顔で」タレント 麻木久仁子さん

「13年ぶりの“お化粧をした母の顔”」元プロボクサー 藤岡奈穂子さん

「13年ぶりの“お化粧をした母の顔”」元プロボクサー 藤岡奈穂子さん

「母との最後の日々に続けた“発表会”」タレント 青木さやかさん

「母との最後の日々に続けた“発表会”」タレント 青木さやかさん

「湯船で聞いた“勤勉な父の苦労話”」弁護士 北村晴男さん

「湯船で聞いた“勤勉な父の苦労話”」弁護士 北村晴男さん

「父の最後に捧げた“演技”」俳優 佐野史郎さん

「父の最後に捧げた“演技”」俳優 佐野史郎さん

「55年ぶんの伏線回収」プロデューサー おちまさとさん

「55年ぶんの伏線回収」プロデューサー おちまさとさん

「確かにそこにいた娘たち」俳優 赤井英和さん

「確かにそこにいた娘たち」俳優 赤井英和さん

「『なごり雪』の季節に旅立った夫」シンガーソングライター・イルカさん

「『なごり雪』の季節に旅立った夫」シンガーソングライター・イルカさん

「亡き友の墓前で」 お笑い芸人 チャンカワイさん

「亡き友の墓前で」 お笑い芸人 チャンカワイさん

「父は人とともに生きた“昭和の男”」タレント 山田邦子さん

「父は人とともに生きた“昭和の男”」タレント 山田邦子さん

「重過ぎた父の遺言」タレント 松本明子さん

「重過ぎた父の遺言」タレント 松本明子さん

「下から2番目に生まれて」タレント・アーティスト(元大関)小錦八十吉さん

「下から2番目に生まれて」タレント・アーティスト(元大関)小錦八十吉さん

「歌を愛した両親の“旅立ち”」日野美歌さん

「歌を愛した両親の“旅立ち”」日野美歌さん

「駅や空港から送り続けた、母への土産」北原照久さん

「駅や空港から送り続けた、母への土産」北原照久さん

「心の中にいつもいた、海が好きな親父」宮本和知さん

「心の中にいつもいた、海が好きな親父」宮本和知さん

「カメラ越しに向き合った、認知症の母」ドキュメンタリー監督 信友直子さん

「カメラ越しに向き合った、認知症の母」ドキュメンタリー監督 信友直子さん

「紙袋いっぱいの“祖父の孤独”」落語家 柳家花緑さん

「紙袋いっぱいの“祖父の孤独”」落語家 柳家花緑さん

「“おもいで”が心にある限り」歌手小林幸子さん

「“おもいで”が心にある限り」歌手小林幸子さん

「“「戦地の兄から届いた、最初で最後の手紙」作家 志茂田景樹さん

「戦地の兄から届いた、最初で最後の手紙」作家 志茂田景樹さん

「父の死に揺れた“家族のバランス”」タレント 梅宮アンナさん

「父の死に揺れた“家族のバランス”」タレント 梅宮アンナさん

「僕の“終活”は熊との戦い」タレント 厚切りジェイソンさん

「僕の“終活”は熊との戦い」タレント 厚切りジェイソンさん

「父がくれた、何通もの手紙」友近さん

「父がくれた、何通もの手紙」友近さん

「母を看取った賛美歌」 音楽伝道者 久米小百合

「母を看取った賛美歌」 音楽伝道者 久米小百合(元・久保田早紀)さん

「2度目のメダル獲得と父の大きな手」元プロマラソンランナー 有森裕子さん

「2度目のメダル獲得と父の大きな手」元プロマラソンランナー 有森裕子さん

「『料理の神様』が手を差し伸べてくれた」 「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフ 三國清三さん

「『料理の神様』が手を差し伸べてくれた」 「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフ 三國清三さん

「唯一の心の師との、出会いと別れ」お天気キャスター 森田正光さん

「唯一の心の師との、出会いと別れ」お天気キャスター 森田正光さん

「父の死と、私の中の『死にたいさん』」タレント・エッセイスト 小島慶子さん

「父の死と、私の中の『死にたいさん』」タレント・エッセイスト 小島慶子さん

「“おもいで”が心にある限り」歌手小林幸子さん

「葬儀には、故人の人柄が表れる」  リポーター・ラジオパーソナリティー 東海林のり子さん

「『白夜行』の中には、亡き父がいる」演出家・映画監督 平川雄一朗さん

「『白夜行』の中には、亡き父がいる」演出家・映画監督 平川雄一朗さん

「その人の人生は、“心住期”に現れる」坂東眞理子さん

「その人の人生は、“心住期”に現れる」坂東眞理子さん

「亡き母を悲しませるようなことはすまいと誓った」テリー伊藤さん

「亡き母を悲しませるようなことはすまいと誓った」テリー伊藤さん

通話無料

24時間365日、お気軽に相談ください
0120-774-8870120-881-353

通話無料

休日・深夜・早朝対応可
メールでのご相談はこちら
※ ご相談いただいても、当社に依頼いただく必要はございません。
※ 無理な勧誘・執拗なご連絡はいたしません。